0610
平日の疲れが溜まっていたのか夕方くらいまでぐったりしていた。それからふと海を見たくなってお台場まで行ってみる。東京湾は田舎育ちの僕が想定するような海とは全然違っていてその点では物足りなかったけれど、いつもは侵食する側である海が人間のつくる都市に埋め立てられている様子を眺めるのはそれはそれで感慨深かった。最近、都市というものを意識することが多い。それはたんなる人間と建物の寄せ集めではない。...
View Article0614
強化学習かなんかでだんだん賢くなってゆくAgentをみんなで討伐するMMOとかあったら面白いと思う。はじめのうちはただ奇怪に蠢くだけだったAIが少しずつ洗練された動作を獲得していき、いつしか誰にも倒せない怪物になっている。そうなったらサービス終了。人類は人工知性に勝てるか。
View Article0617
自分が文字を書くのが苦手なのは、書いてる間に息を止めてしまっているからっぽいということに気がついた。字や絵を書いているときの息苦しさはてっきり首肩周りの筋肉が硬直することによる血流の低下から来ているのだろうと思っていたのだけど、まさかほとんど息をするのを忘れていたとは。深い集中状態に入るとセルフモニタがまったく効かなくなるのでこれまで気付かなかったらしい。はー。息をするのって大事。
View Article0619
今日は一日中論文を読んでいました。AbstractとIntroductionを読んでふむふむと分かった気になっても、いざ実装しようという段階になると無限にわからない部分が出てくるもので、自分の理解力に対する自分の批判能力の低さにげんなりする。もう少し慎重になるべき。...
View Article0622
上手に言葉の出てこない日が続きます。違うな、言葉自体は出てくるのだけれど、吐き出した言葉を意識する力が減っていて、それで自分の言葉の信頼性を担保できない日が続いているというのが正しい。言語野がクーラーのない真夏の教室みたいに淀んでいる。なにもする気が起きず、ただ汗ばむ陽気に耐えている。ぼんやり。解像度の低さ。...
View Article0723
すぐ日記をサボってしまって良くないです。僕がまとまった文を書くためにはそれなりの精神的助走が必要で、仕事をしてるとその余裕がなくなってしまう。小話のネタとか、やってみたいこととかそれなりに堆積してはいるのだけれど。このままだと化石になっちゃうなあ。 そうそう、Raspberry...
View Article0811
ここのとこずっと疲れていてなにもする気になれなかった。12時間ほどぐっすり眠ったらしんどさはだいぶマシになったけれど空虚感は継続中。生きるの楽しい!って一度くらいは心から思ってみたいんだけど。そういう日は来るのかなあ。うーん。...
View Article0814
昨日はうまい具合に衝動性を上げることができたので青春十八切符を買って電車に飛び乗ってみた。京浜東北線に揺られながら適当に近場の観光地を調べていると、静岡県の三島という場所が気になったので向かってみる。昼過ぎに家を出て寄り道しつつ向かったので到着したのは夕方。天気は曇り。...
View Article0820
黒猫なんていないよ、ただ黒猫という言葉があるだけ。それは取っ手なんだ、あるいはツマミかもしれないが、それを介することで君は現実を操作できる。まあ君や現実も同じく取っ手の一つにすぎないんだけどね。烏はそう言うとばさりと羽ばたいて忽然と消えた。あとにはなにも残らなかった。
View Article